御菓子司 松月堂

創業大正11年(1922)
思いやりとやすらぎに満ちた豊かな町、祖父江町。
その一角に松月堂はございます。
町にはまるで森のようなイチョウ畑が広がっており、晩秋ともなると一斉に黄金色に染まって、それは美しい風景に出合う事が出来ます。
松月堂のお菓子は、祖父江町ならではの名産品「ぎんなん」を使用した銘菓を各種取り揃えております。
町を潤してきた「ぎんなん」と同じように、人々の心を潤したい。
そんな思いを込めて、上級の原料を使いひとつひとつ丹精を込めた手作りの製法です。
ご贈答やお土産に、末永くご賞味ください。

                                              端午の節句

端午の節句は、もともと厄災からのがれ不浄を除く行事です。菖蒲を飾るのは、その香りの強さから邪気を払い疫病を遠ざけることができる。ということから、この「菖蒲」が「尚武」につながる。という縁起から男子中心の行事へと発展していったと言われています。
又、5月5日の節句には、粽・柏餅を食する風習があります。
ちまきは餅団子をちの葉で包んだものを粽と言いますが、粽には「難を避ける」という縁起的な意味があります。
柏餅は柏の葉っぱの上に上新粉とくず粉(片栗粉)を混ぜて作った「しんこ餅」に、あんを挟んだものを置き、柏の葉を二つ折りにして包んだお菓子の事です。柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないという特徴があるので、これを「子供が生まれるまで親は死なない」という縁起に結び付け、「子孫繁栄」と意があり、縁起のよい意味があり、食するようになったと伝えられています。

・営業時間
 8:00~19:30(但し、日曜日は19:00)
 定休日
 火曜日(祭日は営業)